不要なトラクターやコンバインなどの廃車手続きの方法

更新日2023年06月23日

不要なトラクターやコンバインなどの廃車手続きの方法

 

トラクターやコンバインをお持ちの方で、廃車手続き(ナンバープレートの返納)をお忘れの方はいませんか?

農業をやめて使わなくなった、壊れたまま放置しているという人は、多かれ少なかれいらっしゃると思います。

そのままにしておくと大変なことに!!!!とまではなりませんが、少なからず損をするケースがあります。
面倒なのは確かですが、少しでも廃車を検討しているなら、重い腰を上げて手続きに行きましょう。

この記事では、廃車の方法や手続きに必要なものなどについて、ご紹介していきます。

 

 

トラクターなどの廃車手続きができる場所とは

 

 

手続きの場所は、お住いの市区町村の役所の税務課になります。

ナンバープレート・必要書類などを用意して手続きに行きましょう。

 

▼廃車手続きの方法がトラクターと同じ農機具はコチラ

 

・コンバイン

・田植機

・スピードスプレイヤー

・その他、乗用装置のある農機具(国土交通大臣の指定する農耕作業用自動車に該当するもの)

 

 

トラクターなどの廃車手続きができる人

 

 

基本的には、トラクターやコンバインの所有者(名義人)が手続きを行います。

 

所有者本人が手続きできない場合

所有者に代わってご家族が手続きすることや、所有者が亡くなり代理人が手続きすることも可能です。
その場合、手続きされる方の身分証明書や委任状などが必要になります。

 

 

トラクターなどの廃車手続きに必要なもの

 

 

廃車の手続きをするためには以下のものが必要になります。

 

・軽自動車税(種別割)廃車申告書兼標識返納書
・ナンバープレート
・標識交付証明書(申告済証)
・届出者の本人確認書類
・印鑑
・委任状(代理人が手続きする場合)

 

軽自動車税(種別割)廃車申告書兼標識返納書

トラクターなどの小型特殊自動車を廃車にし、ナンバープレートを返納するために必要な書類です。
役所でもらうか役所のホームページからダウンロードできるようにもなっています。
必要事項を記入し提出します。記入の仕方がわからない場合は、お住まいの役所に相談しましょう。

 

ナンバープレート

廃車にするため、トラクターやコンバインから取り外して役所に返納します。
ちなみに、買取業者に買取を依頼する場合、返納は買取前でも買取後でも大丈夫です。
もし返納し忘れると、トラクター売却後でも毎年課税され続けますのでご注意を。

 

標識交付証明書(申告済証)

ナンバープレート交付時に渡される書類です。
所有者の氏名、住所、車体番号、ナンバープレートの番号などが記載されています。
廃車、名義変更する際に必要な書類となりますので、大切に保管しておいてください。
また、紛失された方は再発行可能です。

 

届出者の本人確認書類

運転免許証、健康保険証、住民基本台帳カード、マイナンバーカード、パスポート、住民票の写しなど。
※顔写真付きのものはいずれか1点、顔写真付きでないものは2点用意しなければならない場合もあります。

 

印鑑

印鑑は必要な場合といらない場合があります。
もし、提出書類に押印し忘れがあった場合や訂正する場合には必要になりますので、
念のため、持って行く方が無難です。

 

委任状

やむを得ず、所有者以外の代理人が、廃車手続きする際は委任状が必要になります。
書式に指定がある場合は、役所に確認してから作成しましょう。

※手数料などはなく、無料で手続きできます。

 

廃車手続きで必要なものは以上になります。
ただし、各地域によっては一部必要なかったり、書類の様式が違う場合がありますので、
廃車をお考えの際は、お住いの市区町村の役所に予め確認しておきましょう。

 

 

トラクターなどの廃車手続きはいつまでに?

 

 

4月1日までに廃車手続きしましょう。(4月1日中の手続きも含みます)

というのも、トラクターなどの小型特殊自動車に分類される農機具は、走行・使用の有無に関わらず、毎年4月1日に所有しているだけで課税対象となります。
ですので、廃車手続き・ナンバープレートの返納をしないと、毎年税金は掛かってしまうのです。
基本的には、使わなくなったらできるだけ早く廃車の手続きを済ませましょう。

損をしない廃車のタイミングやトラクターなどの税金については、コチラで詳しく解説しています。よろしければご参考ください。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

「トラクター・コンバイン・田植機などを所有しているだけで掛かる税金とは」

 

 

廃車にするトラクターなどの処分方法

 

 

ズバリ一番オススメな処分方法は「農機具専門の買取業者に依頼する」です。

 

電話1本で自宅に出張買取、その場で現金化、運送まですべてやってくれます。
古くてボロボロになったものでも、高く買い取ってくれることもあるのでオススメです。

 

トラクターなどの処分方法に困った時はコチラをご参考ください。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

「トラクターなどの農機具を賢く処分する方法」

 

 

 

まとめ

というわけで、今回はトラクターやコンバインなどの廃車手続きの方法をご紹介しました。

手続き自体は特に難しいことはなく、前もって準備ができていればスムーズに終わるかと思います。

一つ注意点として、手続きに必要なものについては、地域によって異なる場合がありますので、必ずお住いの役所にて詳細を確認しておきましょう。

 

 

 

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代表取締役 道地竜史
農機具買取モノリーフ代表取締役
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